北区王子

大衆割烹 半平|北区王子|昭和22年創業。街の息遣いと伝統の味にほっこり包まれる、大衆割烹「半平」の至福ランチ

営業マンたちの胃袋を支える、街の温かなコミュニティ

JR京浜東北線、東京メトロ南北線「王子」駅前にどこか懐かしい佇まいの暖簾が出迎えてくれるお店があるのをご存知でしょうか?

昭和22(1947)年創業という、王子の街で80年近くにわたり愛され続けている老舗「大衆割烹 半平(はんぺい)」さんです!

駅のホームからも見えるので、長年見てきたこの素敵な外装。

ただ、まだお店に伺ったことがなかったのです…。

「大衆居酒屋」ではなく、「大衆割烹」ですので、美味しい割烹料理がメイン。

半平さんは11時開店なのですが、平日の11時〜14時までは「はんぺいのらランチ」ということで、限定値引き価格に!!

お腹ぺこぺこです!早速店内にお邪魔しましょう!

一歩足を踏み入れると、そこには活気と温もりが同居する、古き良き昭和の薫りを残した空間が広がっています。

広々とした最高な店内。

レトロなポスターが可愛いですよねぇぇ!

お昼時の店内は、サラリーマンの方々をはじめとする地元の方々で大賑わいです!

耳を澄ませば、店員さんとお客さんの距離の近さを感じる小気味よい会話が聞こえてきます。 長年かけて築かれてきたその信頼関係を見ているだけで、なんだか心がじんわりと温まるよう。

新参者として訪れても、その温かなコミュニティが作り出す「居心地の良い空間にちょっとお邪魔させていただいている」という、 とても有り難く、心地よい緊張感とリラックス感に包まれて、のびのびと過ごせます!

お昼のメニューたち。

おつまみやお酒が載ったメニューも別でありましたが、食事と伝えると「こっちね〜」と出してくださいました!(昼飲みもできますよ!)

そんな愛され続ける大衆割烹で今回いただいたのは、お店の看板メニュー「牛すき焼き定食」と「玉子焼き」。

その圧倒的な満足度をご紹介させてください!

卵を絡める瞬間は格別!具沢山な「牛すき焼き定食」

運ばれてきてまず驚くのが、この圧倒的なボリューム感です。

太っ腹定食だ…!男性陣も大満足できる量です!!

メインのすき焼きは、とにかく具沢山!

牛肉(+300円で更に追加も可能という夢あり〼)、白菜、ねぎ、豆腐、しらたき、かまぼこ、玉ねぎ、キノコ……と、器の中にはオールスターたちが。しかも、お出汁が染み染みです。

まずはそのままで一口。お肉の旨みと野菜の甘みが溶け出したタレの味が、五臓六腑に染み渡るッ!

そして、満を持して溶き卵に絡めていただいてみると…格別の味わい! まろやかさとコクが加わり、お箸が止まりません!! さらに、定食に添えられたお漬物が美味くて染みる…。

この細部への丁寧な仕事ぶりに、割烹としてのプライドを感じずにはいられません!

どこか懐かしく、お腹も心も満たされる「玉子焼き」

すき焼き定食と一緒に、ぜひ頼んでみてほしいのが、こちらもお店の名物の「玉子焼き」です。

メニュー表には、「王子に来たらこれ!」という謳い文句に続いて、こんな紹介文が!

「江戸・吉宗が開いた花見園飛鳥山。茶屋の持ち帰りとして有名になった王子の玉子焼。 当時茶屋として軒を連ねた、かの有名店の板前も、戦後にレシピを失い半平初代女将の元へ作り方を学びに来ました」

なんと!!知らなかった!! 王子ではチラホラ玉子焼を売っているお店を見つけますが、そんな背景があったのですね。勉強になる。

しかもこんなキュートな看板見せられちゃったら、頼むのは不可避です。

玉子焼き大好き芸人やらせて頂いているので、我慢できずに先にお箸を入れてしまいました。失敬。 一切れ口に運ぶと、ほんのりとした優しい甘さが口いっぱいに広がります!

すき焼きのしっかりとした醤油ベースの旨味の合間に、この甘い玉子焼きを挟んで食べる贅沢。

ずっしりと重みがあり、この卵焼きだけでもかなりのボリューム感です!

最後の一口まで飽きることなく、大満足で完食してしまいました!

激動の昭和から平成、そして令和へ。 時代が変わっても、王子の街で働く人々を温かく出迎え、美味しいご飯で明日への活力をチャージさせてくれる「半平」。

お腹もしっかり満たされて、お店を出る頃には「良い時間を過ごさせてもらったな」と、晴れやかな気持ちになれる場所です。

王子の歴史の1ページに触れに、ぜひ暖簾をくぐってみてくださいね!

大衆割烹 半平の店舗情報

【住所】〒114-0002 東京都北区王子1丁目9-2
【電話】03-3911-4476
【営業時間】月〜日曜日 11:00〜23:00
【定休日】不定休

ミワとは何者?

桜田 実和(さくらだ みわ)
<経歴>
2000年生まれ、千葉県出身。立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。 「観た人の人生を豊かに出来る俳優」を体現すべく、 舞台や体験型演劇のキャストなど「生」の対話に軸を置いて活動中。

自身が中高時代に生活を演劇に救われた経験から、 2022-2024年まで演劇メディアAudienceにて 「広く演劇の魅力が届くように」との想いでライターを担当。

<個人的なこと> 王子エリアは劇場や稽古場があることから、大学時代から通っていました。魅力溢れる街を、縁あってこうしてよりディープに知ることが出来ることがとても嬉しいです!

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