北区滝野川

ご飯食堂 直 jiki|北区滝野川|土鍋ごはんの湯気と「おかえり」の気配。普通のおうちごはんとほっと一息つけるお茶の時間

お母さんの作ってくれる「おうちごはん」な定食。土鍋でふっくら炊き上げるこだわりのご飯も食べれちゃう!

一人暮らしをしていると、コンビニのご飯や冷凍食品で食事はサッと済ませることが本当に多くあります。そんな中で「誰かが作ってくれた温かいご飯」が無性に恋しく、食べたくなる日があります。

特別なお祝いの日の”晴れのお食事”ではなく、実家でお母さんが作ってくれるような、飾らないけれど心と体にじんわり染み渡るごはん。 たまにはひとの気配を感じながら静かに味わったり、肩の力を抜いてお喋りしながらお茶を飲んだりできる

――そんなホッとできる居場所を目指しているのが、JR埼京線「板橋」駅より徒歩約8分。 北区滝野川の静かな住宅街に佇む「ご飯食堂 直 -jiki-」さんです。

お店のInstagramには「おばちゃんの食堂だから、お待たせしたり慣れないこともたくさんあります」という謙虚な言葉が添えられていますが、一度その扉を開ければ、ひと口食べた瞬間に肩の力がすーっと抜けていくような、最高の優しさと温もりが満ちていました。

「直」のお食事メニューは、潔く「1日1種類の日替わり定食(ワンプレート / 税込1,200円)」のみ。

その日のメニューは店頭の看板にそっと書き出され、おひとり、時にはおふたりで切り盛りするキッチンから、出来たてアツアツが運ばれてきます。

平日は定食、土曜日には限定で提供されるブランチセットが! 土曜日は「おにぎり」と「パン」の2つのワンプレートを用意。 パンセットでは、ご近所で愛される人気のパン屋さん「木と風」さんの食パンまたはライ麦パンを選ぶことができるという、嬉しい地域コラボも楽しめます。

また、お食事と一緒にいただけるドリンクにも、店主さんのこだわりが詰まっています。 就労支援事業所「フロムヴイ」の味わい深い珈琲、心身を整える「穂高養生園」のハーブティー、丁寧に生産された「フェアトレード」の紅茶。

どれも作り手の想いが詰まった選りすぐりの一杯ばかり。ゆったりとお茶をすすりながら、店内の貸しスペースやギャラリースペースを眺めたり、店主さんと気さくなお喋りを楽しんだり。

ひとりの時間を静かに過ごしたい時も、誰かと温かい時間を共有したい時も、心地よい距離感で包み込んでくれます。

本日の定食が運ばれてきました!!

この日のメインは、家庭料理の王道「ピーマンの肉詰め」!

シャキッとしたピーマンにぎっしりと詰まったジューシーなお肉、そしてサイドには甘いとうもろこしがたっぷり入った、オムレツ風なふんわり卵焼きが添えられていました。

とうもろこしも卵焼きも大好きな私得な一品。 前日実はズッキーニのソテーも、小鉢にあるほうれん草のおひたしも作ったのですが、この「実家味」にはならなかったんです。

どれも一口食べるたびに「あぁ、これこれ!」という食べたかった味に、笑みがこぼれてしまいます!安心感に満ちた美味しさです!!

そして、何より感動するのが「土鍋で炊いたごはん」。 「手間はかかりますが、お客様が”美味しい”って言ってくださるから頑張ってみようかなって」と語る店主さん。ふたを開けるとツヤツヤと立ち上る湯気と、お米一粒一粒の甘み。

手間暇を惜しまずに炊かれたごはんと温かい汁物は、日々の忙しさで疲れ気味だった心とお腹を優しく満たしてくれます。

先生も生徒もいない。ちくちく手仕事を分かち合う「手芸部」

さらに、「直」が目指す”まちの居場所”としての素敵な取り組みが、毎週水曜日の17:00〜20:00に開催されている「手芸部」です(参加費:500円)。

「先生も生徒もいない。好きな手仕事を持って、自分のペースでちくちくをどうぞ」 そんなコンセプトのもと、店内にはミシンやアイロンも用意されています。

手芸好きはもちろん、何か新しいことを始めてみたい方がふらりと立ち寄れる、温かいコミュニティの場となっています。

滝野川の路地裏で、肩の力を抜く時間を

ひとの気配を感じながら静かに過ごすのもよし。肩の力を抜いてお喋りしながら、温かいお茶と土鍋ごはんを味わうもよし。 (※お支払いはしばらくの間「現金のみ」となっていますので、お財布に現金を少し忍ばせるのをお忘れなく!)

「直」は、忙しない現代社会の中で私たちがついつい見失いがちな「ただいま」と言いたくなるような温もりを、そっと差し出してくれる大切な場所です。 今日はちょっと肩の力を抜きに、滝野川の「直」の扉を叩いてみませんか。

ご飯食堂 直 -jiki- の店舗情報

【住所】〒114-0023 東京都北区滝野川7丁目32-6
【電話】070-2229-3751
【営業時間】水〜金曜日 11:30〜15:00/17:00〜20:00、土曜日 8:00〜15:00
【定休日】日〜火曜日

ミワとは何者?

桜田 実和(さくらだ みわ)
<経歴>
2000年生まれ、千葉県出身。立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。 「観た人の人生を豊かに出来る俳優」を体現すべく、 舞台や体験型演劇のキャストなど「生」の対話に軸を置いて活動中。

自身が中高時代に生活を演劇に救われた経験から、 2022-2024年まで演劇メディアAudienceにて 「広く演劇の魅力が届くように」との想いでライターを担当。

<個人的なこと> 王子エリアは劇場や稽古場があることから、大学時代から通っていました。魅力溢れる街を、縁あってこうしてよりディープに知ることが出来ることがとても嬉しいです!

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